10年前にリフォームをさせていただいたお客さんのところへ行ってきました。


10年前は78才だったお客さんも、88才になられていました。
年に一回くらいお仕事をいただくのですが、10年前のリフォームのお話をするとお客さんと二人で盛り上がります。

その時は、昭和20年代に建てられた母屋の雨漏りがひどくて、「どうやって直すか」いくつも案を出させていただきました。

「これで!」と決まり、年末に取り掛かるも完成期限も厳しくて、片付けや屋根裏の掃除に私も一緒になって頑張ったのが、今でもよい思い出です。

雨漏りで湿った土壁に謎の生物がいたことや、屋根の瓦を外したら屋根裏部屋に土がおちてしまい、土埃で真っ白になりながら掃除したこと。沢山の荷物を片付けるのをどういう順番にするか考えたことなどをお話すると、

「大変だったわよね~」と笑ってくださいます。

私にとってこんな時間はとても大切な時間です。


仕事をしているとたまに「何のためにやっているのだろう?」と思う時があります。

10年前子育てで忙しく、ゆっくり子供と過ごす時間もないまま仕事をしていた私にとって、お客さんに喜んでいただけたことは何よりのご褒美でした。

掃除や片付けは誰でもできることなのかもしれないけれど、お客さんの“希望する”雨漏り修理をすることができたのは、うちの会社だけなんじゃないかと思う時、この仕事をやっていてよかったなと思えるのです。

いつまでもお元気でいてくださいね。
またお話をしにお邪魔します。


帰り際いただいた白熊アイスを食べながら思うのでした。