お家づくりはチームでつくる

お家づくりはお客さん、営業、監督、職人さんのチームでつくります。
私はお客さんのご要望を伺い絵や図面を書き、
監督はそれを現場で職人さんに伝えてカタチにしていきます。

この階段にある腰壁の納まりも監督のアイデアがたくさんつまっています。
私からは「階段に腰かけた時に背もたれにもなって、書斎スペースのカウンターも程よく
目隠しになるようにしたい』と伝えていました。

いざ現場でこの壁をつくるってなった時、壁の高さや厚みはどうする?窓枠やカウンターと壁の笠木との
絡みはどう納める?壁をつくる材料や仕上げは何にする?とこの小さな腰壁をきれいに仕上げるために
色んなことを考えないといけなかったんです。

そこで監督からはいろんなアイデアが出てきました。
「この納まりだとここはイイけどここはダメ」
「これだとここがこうなっちゃうけどどう思う?」
など色々意見が出た中で、お客さんのイメージに近くて納まりもよく手間もかかりにくいカタチを
現場で最終的に決めました。

お家づくりは事前に図面や仕様書を準備しますが、
細かい部分は現場が出来てきてバランスを見ながら決めたり
現場でカタチになっていくとどうしても図面通りにはいかなかくて
その場で変更することもあります。

その度に職人さんの経験や監督の知恵に助けてもらいながら
お客さんの想いをチームでカタチにしていきます。