暖かくなりましたね。
早いものでもう四月です。
私は、薪ストーブの季節が終わってしまう寂しさと、過ごしやすい季節になるワクワクと、両方が入り混じる気持ちです。
薪ストーブのある暮らしは、冬を楽しみに変えてくれましたが、もう一つ冬を楽しみにさせてくれたものがあります。
それは、我が家の断熱リフォームです。
リフォームしてよかったことなどは文末に記載します。
先日、そのリフォームの様子を建築系の勉強会で発表する機会がありました。
それは“Forward to 1985 energylife”(以下1985と言います)という団体で、『家庭でのエネルギー消費量と消費電力量を今の1/2以下にしよう』という目標をもって、尚且つ『快適に過ごす』ということを両立できるように、家づくりに携わる工務店や建築関係者が勉強をするところです。(1985年のエネルギー消費量や消費電力がちょうど今の1/2程なのです)
私たちは、平成26年に1985地域アドバイザー拠点として登録し、快適で省エネな家づくりを目指してきました。
リフォームというと、水回りや外壁の塗装、もしくは内装の更新を思い出される方が多いかもしれません。
そういったリフォームと同時に断熱や耐震の工事を行うことを、本質改善型リフォームと言います。
壁を取ったり床をはがしたりするついでに、断熱材を入れたり耐震補強をしたりできるので、住み替えや世代交代のタイミングなどで行われることが多いです。
我が家も父親が高齢になり冬の寒さが健康面で心配であったことと、設備の老朽化や外壁の更新の時期が重なったためリフォームを決めました。
リフォームの時は一旦何もないがらんどうにして
床下全体に断熱材を入れたり
壁も一階の外側から断熱材を貼ったり
天井にも断熱材をしっかりと入れます。
窓も樹脂のペアガラスにしました。
そうすることで、断熱性が改修前の約3倍よくなりました。
冬の室温も最低室温が5.5度あがりました。
一年を通して消費エネルギーも22.4%減りましたが、1985の目標の標準家庭の半分まではまだまだです。
(グラフの赤い点線が半分のラインです)
このような発表をしてみることで、“断熱が良くなるとどうなるのか”などを家づくりをされる皆さんに分かりやすくお伝えできるようになって、一人でも多くの方が「うちって快適♪それなのに電気代もあまりかからない(^^)/」と満足してもらえたらと思っています。
最後に、我が家をリフォームした感想です。
・生活活動範囲が広がりました。
・窓前がすごく寒かったけれど今は寒くなくなりました。(ひゅーひゅーしてました)
・エアコンの設定温度が変わりました。
・リフォームしてから風邪をひきにくくなりました。(家族全員)
リフォームにはもちろんご予算もありますので、今お金をかけるべきところと後からでもできるところに分けてご提案したり、次回はこれができるといいですね!など納得感ある工事にできるよう一緒に考えさせていただきます。
迷ったらまずお電話くださいね~