先日、増築工事をさせていただいたおうちの受渡しで、久しぶりにお客さんとお会いしてきました。
増築は当初想定していなかったけれど部屋が足りない、という時にする選択肢の一つです。
今回は新築時から年数が浅かったこともあり、同じ外壁で工事することができたので、全く違和感なく施工することができました。
お庭に向かって家が広がった感じです。
増築をしたことで、予備の一部屋ができたとともに普段はお子さんの遊び場が増えました。
「開け放して使うつもりです~。」と奥様。
そして、私たちが数年前にはお伝えできていなかった暮らし方の工夫をお伝えしました。
例えば
・夏は外で日よけが効果的←レースのカーテンより60㌫日差しをカットします。
・換気扇を使う時は給気と排気のルートを意識してくださいね。
・厚いほうのカーテンも夏は日中、冬は夕暮れから使って、意識した窓の断熱をしてみてくださいね。
などです。
お年寄りの方などで「窓は開けて風を通さないと」と思うあまり、熱風を室内に取り入れてしまっている場合があります。
といった感じで、暮らされて数年経ってからお話しができるのもよい機会だなと思っています。
でも一番楽しいのは、お客さん自身が工夫して暮らされている様子をお聞きしたり、
「おうちのこんなところが気に入っています。」
というお話が聞けたときです。
こちらのお宅はガレージのあるおうちだったのですが、東北出身のご主人はインナーガレージがあるのが当たり前の地域で、雪が降ってもみんなガレージから車を出して普通に出勤していくのだそうです。ガレージから家まで雨にも雪にも遮られずに行く事がご主人のご希望でした。
今は奥様の車がガレージに入っているそうです。
「茶色の車は室内が暑くてすぐに出かけられなかったけど、ガレージに車を入れておくと車が暑くならなくていいんです〜。雨の時もとっても便利です。」
通常、ガレージハウスは、奥様の反対で諦めるご主人が多い中、最初からガレージのことを奥様が理解してくださり、今も活用してもらえている事が嬉しかった〜
雨の日に縄跳びをしたり、ひよけをつけて水遊びをしたりと暮らしの中にガレージが溶け込む様子をお聞きできてよかったなと思います。