最近「竹やぶで困った」という相談がありました。
竹やぶの竹が、ご近所に迷惑をかけてしまう。
そんな声はおそらくこれからもっと増えていくのだろうと思います。
いつから竹は厄介者になってしまったのでしょうか。
数十年前まで、家づくりに竹は欠かせないものでした。
土壁の中には竹小舞といって竹が格子状に編まれ、土とともに家の重要な要素の一部として活用されていました。
資源としてだけではなく、天然の土留めとしての役割も果たしていた竹。
今では管理がされず、本来の機能も果たせないほど荒れ果ててしまっている竹やぶも多くあります。
でもそれは現代に合った活用方法が知られていなかったり、知らないために活用が進んでいないだけのような気もします。
手入れされた竹やぶは竹林と呼ぶのだそうです。なんだか響きが違いますね。
私は家を建てたり、不動産の相談を受けたりする仕事をしていますが、小さなお悩み解決も必要なのではないか?と思う今日このごろです。