白髪

出かけた先の案内看板に短歌が書かれていました。

「年ふれば
わが黒髪も白川の
水はぐむまで
老いにけるかな」

1200年程前に詠まれたものですが、“白髪”という言葉を使わずに表現しているところが素敵です。
「若い頃は魅力的だった私も落ちぶれてしまったわ。」
という意味だそうですが、こんな素敵な短歌を詠めた方って魅力的、と思ってしまいました。

若いことや、つやつやふさふさしていることに目が行きがちですが(本当に羨ましい時もあります。)それなり、というのも自分に許してみようかと。
できていたことができなくなったり本当に記憶喪失かと思うほど忘れっぽい時もありますが、過ごしてきた時間はきっと豊かな経験となりそれは魅力となるはず。
そう言えば周りの先輩方は素敵な方ばかり。
目標にして頑張りましょう、私。