日常を取り戻す

ご主人が他界され、足も悪くなったということもあり、一人暮らしはなにかと不安ということで施設に入られていた友人のお母さん。

二年間の施設暮らしを卒業して自宅に戻られたタイミングで、友人からリフォームしたいと連絡がありました。

久しぶりにお邪魔したそのおうちは、二年間主がいなかったとは思えないほど手入れがされていて気持ちの良い空間でした。

ご希望は、アプローチや玄関廻りの段差解消、サッシの鍵や雨戸の補修。予算内で出来る室内のあったか工事。築40年を超えていたその家は、一人で動かすには大変な雨戸や段差もありました。お母さんが安心して住めるようにはどうしたら良いか、現場を見ながらスタッフが提案させてもらいました。

手すりの取り付けやサッシの調整・部品交換、保温部材の取り付けは、大きな工事ではないけれどお母さんの不安解消には役立てた様子でした。

大切にされていた家をひと手間かけてまた住みやすくする、これがリフォームの原点なのかなと思いました。

友人からの「お母さんが昔に戻った」という言葉。
自分で出来ることをしながら毎日を過ごす、リフォームをさせてもらうことでそのお手伝いができたこと、スタッフも私もそれがとてもうれしかったです。

予算内で出来る室内のあったか工事として、窓ガラスにプラダン(プラスチック段ボール)を貼ることをご提案しました。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓